2024/08/27 解決事例
【解決事例】傷害事件に対する損害賠償を認めさせた事案
相談前
本件の被害者は未成年者であり、路上で歩いていたところ、突然見知らぬ男性から暴力を振るわれるという恐ろしい出来事に巻き込まれました。被害者は顔面や腹部に打撲を受けて怪我を負いました。加害者は暴力を振るったことを認めながらも、謝罪もせず、損害賠償の支払いも拒否し続けました。被害者のご両親は、息子の心身の回復を願いながらも、加害者の無責任な態度に対して大きな不安と怒りを抱えていました。
相談後
被害者のご両親は、当事務所に相談し、私たちは直ちに被害者の代理人として対応を開始しました。まず、加害者との交渉を開始し、被害者に対する謝罪と損害賠償の支払いを求めました。しかし、加害者は初めは非協力的な態度を取り続け、話し合いは難航しました。
そこで、私たちは法的手続きを視野に入れ、加害者に対して正式な通知を行い、訴訟の可能性を示唆しました。この段階で、加害者はようやく態度を軟化させ、話し合いに応じるようになりました。しかし、加害者には支払い能力に不安があったため、私たちは保証人の設定を要求しました。加害者の親族が保証人として同意し、被害者への損害賠償の支払いを約束しました。
最終的に、被害者への損害賠償金を支払うことで合意が成立しました。加害者は被害者とそのご両親に対して正式に謝罪し、今後二度とこのような行為を繰り返さないことを誓約しました。
担当弁護士のコメント
今回の事案では、被害者が未成年であり、その心理的な負担も大きかったことから、迅速かつ適切な対応が求められました。加害者が初めは非協力的であったため、交渉は困難を極めましたが、法的手続きの準備を示すことで状況を打開することができました。また、保証人の設定を求めることで、被害者の将来的なリスクも最小限に抑えることができました。
このような傷害事件では、被害者の心身の回復とともに、適切な損害賠償を得ることが重要です。当事務所では、被害者の方々が安心して生活を取り戻せるよう、全力でサポートいたします。今回の解決事例が、同様の被害に遭われた方々の参考になれば幸いです。
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